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元テレビ俳優、懲役6年以上の有罪判決を受ける

パース17日-元テレビ俳優のAnthony William Dow(アンソニー・ウイリアム・ダウ)(36歳)被告が、カンタス航空の客室乗務員として勤務していた間に、シドニーからパースへ2キログラム近くのメチルアンフェタミンを運び込んだ罪で、懲役6年1ヶ月の有罪判決を受けた。

ダウ被告は、2006年の4月11日に、航空機に搭乗する前に麻薬を体に巻きつけてシドニーからパースまで空輸し、麻薬をパースの家に運んだ後、空港へ戻った際に逮捕された。逮捕前の18ヶ月間に何度も、同じルートで麻薬と麻薬の金を空輸していたとみられる。

西オーストラリア州最高裁判所のRalph Simmonds(ラルフ・シモンズ)判事は、ダウ被告を麻薬売買へと引き込んだ男が、ダウ被告とその家族を暴力で脅迫していたために、ダウ被告はこの男を恐れて麻薬の運び屋をしていたことを考慮するが、同時に被告が運び屋の仕事に支払われる大金の報酬に目がくらんでいたことも事実と述べ、懲役6年1ヶ月の有罪判決を言い渡したが、3年8ヶ月の服役後に仮釈放が可能とした。ダウ被告は最高で終身刑を受ける可能性があった。

ダウ被告は、All Saints(オールセイント)やLove is a Four Letter Word(ラブ・イズ・ア・フォー・レター・ワード)などのテレビドラマで脇役を演じていた経歴がある。

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