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高速道で運転中に倒れた父親に代わって9歳の少年が運転

メルボルン21日ービクトリア州のハイウェイで、ランドクルーザーを運転していた父親が突然倒れた後、9歳の息子がとっさにハンドルを握って窮地を免れた。

20日午後7時少し前、メルボルン南東部、Cheltenham(チェルトナム)のNepean Highway(ネピアンハイウェイ)を北に向かっていた50歳の男性が、運転席で突然意識不明となった。車が中央分離帯の道路標識にぶつかったので、9歳の息子はとっさにハンドルをつかみ、ハンドブレーキを引くと、車はブレーキをきしませて停車した。他の車や歩行者との接触はなかった。この出来事を目撃した歩行者はすぐさま少年の救助に向かった。

Bayside Traffic management unit(湾岸交通管理部)所属のTania Murray(タニア・マリー)上級巡査は、少年の行動によって致命的な衝突事故になり得た状況が避けられたとコメント。父親は病気のために倒れたが、緊急治療を受ける必要はなかったとのこと。

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