シドニー28日ー連邦野党財務省スポークスマン、Wayne Swan(ウェイン・スワン)氏は、ジョン・ハワード首相による原子力産業拡張案を激しく非難した。
News Limited(ニュース社)は、今回の拡張案に原子力発電所、ウラン濃縮、核廃棄物処理が含まれていると報道。スワン氏がAAPに語ったところによれば、ハワード首相は各閣僚・省庁に「核の未来」実現のための4段階プランを即実行し、年末までに報告するよう指示しているという。
28日の労働党全国大会ではウラニウム採掘と核政策に関する議論が行われており、スワン氏は、「ハワード首相は実に馬鹿げた、自らを卑しめるような方法で政治をもて遊んでいる」と非難した。