メルボルン29日ー専門家によれば、性的問題行動を起こす子供が必ずしも性的虐待の被害者だというわけではないらしい。
Australian Childhood Foundation (オーストラリア子供財団)代表のJoe Tucci(ジョー・トゥッチ)氏は、性的虐待を行った5人に2人の子供は虐待を受けた経験がないと述べる。
そういた子供達の多くは、両親や祖父母との別れなど家庭内のいざこざに胸を痛めているという。6歳のある子供は、性器の露出、人前でのマスターベーション、他の子供に対する性行為などの問題行動を起こしている。
研究者は、子供による性的虐待はメディアに流通するセクシャルな画像の影響を受けていると見ている。トゥッチ博士は加害者の子供達はミュージックビデオや大人向けの雑誌を好む傾向にあり、ほとんどが罪の意識を持っていないという。