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妻の怪死直後、ガールフレンドとの旅行を予約

シドニー4日ーDesmond Campbell(デスモンド・キャンベル)被告は、妻の怪死後すぐに、ガールフレンドとのゴージャスな旅行を予約し、妻の家族が行う葬儀に出席せず、旅行を楽しんでいたことが明らかになった。

キャンベル被告の妻Janet Campbell(ジャネット・キャンベル)さんは2005年3月24日に死亡。彼女の死を巡る審問では、夫のキャンベル被告は6ヵ月もの間、シドニー南部のRoyal National Park(ロイヤル国立公園)でキャンプ中にジャネットさんが高さ40mの崖から転落死していたことを、彼女の家族に黙っていたことが明らかになった。

被告はジャネットさんの家族からの連絡を無視し、家族が出生証等の遺品を引き取りに被告の自宅に出向いた際には「ここで一体何をしてるんだ?うせろ!」などとののしり叫び、家族を家に入れずに警察を呼んだという。

キャンベル被告はジャネットさんの死に関わる唯一の人物で、警察は夫婦が崖からわずか数メートルのところでキャンプしていたこと知り、その死に疑問を持つようになった。ジャネットさんの死から1週間後、被告は、ジャネットさんが残した12万ドルを入手する手続きを取っていた。

キャンベル被告はジャネットさんとの結婚を自分の家族には黙っており、他に3人の女性と関係を持っていたという。ジャネットさんの姉妹は、彼女に被告が金目当てに女を誘惑する男だとの噂を話したが、彼女は全く聞く耳を持たなかったという。

キャンベル被告はジャネットさんの家族には内緒で密葬を計画していたが、家族側はきちんとした葬儀を執り行うことにした。しかし、葬儀のあった2005年4 月6日は、被告がクィーンズランド州Townsville(タウンズビル)でのガールフレンドGorica Velicanski(ゴリカ・ベルキャンスキ)さんとの旅行から戻ってくる日で、キャンベル被告は出席しなかった。

夫人の死から5日後、イースターホリデー明けの3月29日、キャンベル被告はこの旅行を予約しており、旅行会社の担当者に"(彼女にとって)一番でありたい”と話したという。

ベルキャンスキさんは、二人がタウンズビルを旅行した時には被告が既婚者だと知らなかったと話しながら泣き崩れた。

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