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日本人ヨットマン、タスマニア沖で漂流

ホバート5日ー9ヵ月前に日本を出航し、Koraasa77(コラーサ77)号でヨット世界単独無寄港世界一周に挑戦中の鹿島郁夫さん(77)が時速60kmの強風の中、大波に打たれてタスマニアの南西海岸沖で漂流していることがわかった。

Australian Maritime Safety Authority(AMSA:オーストラリア海上安全局)のスポークスウーマンTracey Jiggins(トレイシー・ジギングス)氏によれば、5日午前2時25分、鹿島さんは日本に衛生電話を通じて救難連絡を行ったという。ヨットは操舵不可能の状態で、鹿島さんはホバート南西部Bathurst Harbour(バサースト港)から100海里の地点を漂流していた。

鹿島さんは背中と足を負傷している模様。鹿島さんは英語が話せないため、ホバート在住の日本人通訳者を通して救助局との会話を行っている。

メルボルンからの捜索援助機が鹿島さんの居場所を確認し、安全に鹿島さんをウィンチで引き上げられることを確かめ、警察のヘリコプターが救助に向かった。

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