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カンガルーの数、自然に減少 間引きの可能性薄らぐ

ブリズベン4日ークイーンズランド州ブリズベン西部で行われた調査で、カンガルーの数が自然減少していることが明らかになり、間引きされる可能性は薄らいでいる。

Environmental Protection Agency (EPA:環境保護局)は、特にSir David Longland prison(サー・デーヴィッド・ロングランド刑務所)近くのWacol(ワコール)周辺で、道路で死亡したり、市街地で餓死するカンガルーが増えていることを懸念していた。

EPAは4日、同地区に現在生息するイースタン・グレーガンガルーは1350頭で、2003年の調査から少なくとも25%減少していることを発表した。同局保護サービス代表のGeoff Clare(ジェフ・クレア)氏は、減少の原因の一部は干ばつと餌の減少にあるとしながらも、カンガルーの個体数はいまだ多く、このような形で自己調整されているのは良いことだと述べた。EPAは地主と協力しながら、カンガルーの交通事故減少に努め、さらに、カンガルーが同エリアで安全に生息できるよう管理政策を実施する見込み。その上で、間引きすることなく、カンガルーの個体数を減少する方法を模索しているとのこと。

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