ブリズベン5日ー昨年、アカエイに刺されて突然死したクロコダイルハンターことSteve Irwin(スティーブ・アーウィン)氏を偲び、アフリカ・ルワンダの国立公園は赤ちゃんゴリラに彼の名前をつけたいとの意向を示している。
ルワンダ北西部にあるVolcanoes National Park(火山国立公園)では毎年6月30日に赤ちゃんゴリラの命名式が行われている。
この公園は、映画"Gorillas in the Mist(愛は霧の中に)"の舞台となったことで知られる、世界最大数のマウンテンゴリラの生息地。
Rwanda Tourism Authority(ルワンダ観光局)のRosette Rugambwa(ロゼッタ・ルガンブワ)事務総長は、アーウィン氏が生前情熱を傾けた野生動物保護を高く評価し、その業績をたたえるために今回の要請に踏みきったと話し、アーウィン氏の家族を命名式に招待したことを明らかにした。今年は22頭の赤ちゃんゴリラに名前がつけられる。
アーウィン氏の親しい友人で一家のスポークスマンであるJohn Stainton(ジョン・ステーション)氏は、家族は今のところルワンダからの要請を承諾しているが、ゴリラの名前がスティーブとなるか、家族が選んだ別の名前になるかは不明だと語った。また、残念ながら、家族は命名式には出席できないとのこと。