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ウエスタン・シドニー大学 閉鎖へ 男が生徒を脅迫

シドニー7日ー警察は、シドニーのPenrith(ペンリス)近郊にあるウエスタン・シドニー大学のWerrington Sounth(ウエリングトン・サウス)キャンパスのカフェで7日午前11時ごろ、男が生徒ら数名を脅迫し、大学は閉鎖されたと発表した。警察は現在、白色のXD Ford Falcon(フォードファルコンXD)のセダンに乗って逃走した男の行方を捜索している。男は同大学の生徒ではないとされる。

当初の報告によると、男は武器を所持していたとされていたが、その後男は武装していなかったことが判明。警察による周辺地域の捜索が実施されたが、犯人や車の発見には至っていない。シドニー・ウエスタン大学は、同キャンパスでの授業を中止。翌日8日にはキャンパスの警備が強化され、授業が再開される予定。

今回の事件は、先月発生した米国のVirginia Tech(ヴァージニア工科大学)の銃乱射事件に続くもの。ウエスタン・シドニー大学のJanice Reid(ジャニス・レイド)副学長は、事件発生時、大学スタッフは適切な対応ができたと語った。生徒はメールで避難勧告の知らせを受け、キャンパスの全クラスルームに警備員が配置された。レイド副学長はMacquarie Radio(マッコリーラジオ)に対し、「今回の事件では武器の関与はなく、言葉による脅迫だった」と語った。

男は犯行時、白色のTシャツと赤色のショーツを着用。男は白人で、身長約170センチ、ニキビ跡があり、黒色の髪にブロンドのメッシュが入っている。

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