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ギャングスター、ウィリアムズに懲役35年の判決 「卑劣な殺人者」

メルボルン7日―最高裁判所に出廷したメルボルンのギャングスターCarl Williams(カール・ウィリアムズ)服役囚(36歳)は7日、ライバル犯罪組織のリーダーLewis Moran(ルイス・モーラン)氏、モーラン氏の息子Jason Moran(ジェイソン・モーラン)氏、組織関係者Mark Mallia(マーク・マリア)氏殺害の罪で、懲役35年の判決を言い渡された。同判決により、同服役囚が仮出所を申請する資格を得る年齢は71歳となる。

ウィリアムズ服役囚は、2003年度にMichael Marshall(マイケル・マーシャル)氏を殺害した罪で現在すでに21年の刑に服している。最高裁判所のBetty King(ベティー・キング)裁判官は、「あなたは殺人者の中でも人を雇い殺人を実行させた卑劣な殺人者。人の生死をコントロールし決定を下す人形遣い」と同被告を痛烈に非難。 ウィリアムズ服役囚は判決を聞いたとき、薄笑いを浮かべた後下を向いた。判決を傍聴していたウィリアムズ服役囚の母親Barbara(バーバラ)さんは裁判官に対し「あんたは汚職の人形遣い!あんたにはそのカツラもガウンも身につける価値はない!」と罵声を浴びせたため、裁判所から退出させられた。

キング裁判官は、ウィリアムズ服役囚の有罪の答弁がなければ、仮釈放なしの終身刑を言い渡していただろうと語った。

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