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ハワード首相、メルボルン-ブリスベン間内陸鉄道網計画を支持

キャンベラ10日-ジョン・ハワード首相は10日、民間企業からの投資が得られた場合、メルボルン-ブリスベン間の内陸鉄道網計画を連邦政府が支持する姿勢を表明した。国内の建設技術偉業の1つになるといわれる同鉄道網の建設には、何十億ドルもの費用がかかると見込まれている。

ハワード首相は、政府も支持、援助するが、この大規模な計画には民間の資本が必要と、マッコーリー地方ラジオ局とのインタビューで呼びかけた。 また、数ヶ月前に、この計画を推進している合同企業代表のEvarald Compton(エバラルド・コムプトン)氏と会見したハワード首相は、コムプトン氏の新鉄道網計画遂行への固い決意に打たれたと語り、「コムプトン氏は10年間近くもこの計画に関ってきている。粘り強さと決意が何かの成功につながるのならば、彼の計画はきっと成功するだろう」と、語った。

提案されている新鉄道網は、メルボルンからRiverina(リベリナ)を通ってNSW州内陸部へとぬけ、Parkes(パークス)、Toowoomba(トーウーンバ)を通って、東へと曲がりブリスベンへ向かうという。

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