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単独で運転時よりも、同乗者がいた時に交通事故発生の危険大

シドニー23日ー運転者の注意力に関して調査した新しい報告書によると、1人で運転している場合と比較して、同乗者がいた場合は重大な交通事故が発生する危険率が急増するという。

同乗者が1人いた場合は、1人で運転している場合と比べ、事故発生率は60%増加し、同乗者が2人以上いた場合は、重大な交通事故発生危険率は2倍以上に急増するという。しかし、携帯電話使用時の危険率上昇率は同乗者がいた場合の率と比較できないほど大きく、交通事故発生危険率は携帯電話未使用時の4倍となっている。

調査に参加したMark Stevenson(マーク・スティーブンソン)教授は、「同乗者も、運転者にプレッシャーを与えるなどして、携帯電話と同じ程度に事故発生危険率を上げる可能性があるが、特別な場合を除いて、通常、同乗者はまわりの状況を把握しており、必要に応じて会話を減らすなどの対応ができるため、危険度が低いと考えられる」と説明し、今後、このような運転者の気を散らす要素が、どのように運転者の行動に影響を与えているか、さらに詳しく調査する必要があると述べた。

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