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ウエストパック銀行のATMでスキミング装置が発見、口座が差止めされる

メルボルン24日ーWestpac(ウエストパック)銀行メルボルン支店の現金自動預入支払機(ATM)でスキミング装置が発見され、900の顧客口座が差止めされた。

同銀行の複数の顧客から、不明な現金引き出しがあったという苦情が報告されたため、行員による捜査が行われ、メルボルン東部郊外のBox Hill(ボックスヒル)支店のATMから、カードの詳細をコピーするスキミング装置が発見された。合計で約10万ドルが、カナダのToronto(トロント)で不法に引き出され、約75人の顧客が影響を受けたが、被害額は全額払戻されるいう。

同銀行のスポークスマン、David Lording(デイビッド・ローディング)氏は、ボックスヒル支店には新しいスキミング防止技術を導入し、問題の再発を防ぐと述べ、「この技術が導入されたATMでスキミング事件が発生したことはありません。全国で約70%のウエストパック銀行ATMにこの技術が適用されています」と、同銀行のスキミング問題への対応を説明した。

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