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テロ容疑者、凶悪殺人者にイスラム教改宗を勧める

シドニー31日ーThe Australians(オーストラリアン紙)は、拘留中のテロ容疑者、Abdul Nacer Benbrika(アブダル・ナセル・ベンブリカ)被告が刑務所内で連続凶悪殺人者のCarl Williams(カール・ウィリアムズ)囚人に近づき、イスラム教への改宗を繰り返し勧めていたことが明らかとなったと報じた。

現在公判待ちのベンブリカ被告は、テロ組織に指示を与えていた罪で起訴されている。ウイリアムズ囚人は今月、ライバル犯罪組織のメンバー3人を殺害した罪で懲役35年の判決を受けた。

同紙によると、ウイリアムズ囚人はベンブリカ被告の申し出を即座に拒否したという。2人はメルボルン南西部のGeelong(ギーロング)近郊にあるBarwon prison(バーウォン刑務所)で、凶悪犯罪者用ユニット内の別々のエリアで拘留されているが、今年初め、刑務所の運動場で2人は接触可能な状況下にあったことが分かっている。

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