シドニー10日ーState Emergency Service(SES:NSW州緊急サービス)は10日午後、NSW州Hunter Valley(ハンターバレー)にあるHunter River(ハンター・リバー)の水位が堤防を越える恐れがあることから、Maitland(メイトランド)中部、南部とLorne(ローン)の住民約4000人に対し避難勧告を発令した。
Philip Campbell(フィリップ・キャンベル)SESスポークスマンによると、住民は10日午後8時までに避難するように命じられているという。この3日間で同州はすでに台風の影響を受けているが、今後さらなる洪水の被害が出ることが予想される。キャンベル氏は、洪水の影響で、ハンター地域やTuggerah lakes(タゲラ湖)周辺地域では水位が腰まで達しており、低地にある家屋は屋根まで浸水していると話した。