キャンベラ11日ーオーストラリアの住宅状況に関する報告書が11日、ジュネーブのUN Human Rights Council(国連人権理事会)に提出される予定。
今回の報告でオーストラリアの住宅の危機的状況が浮き彫りになったことを受け、Christian charity Mission Australia(クリスチャン・チャリティー・ミッション・オーストラリア)は、住宅状況を改善するための国家的戦略の必要性を訴えた。
報告書では、オーストラリアは賃貸料や住宅価格が高額であることや、ホームレス問題が指摘されている。また、消費者の手の届く範囲の価格の住宅を市内に建設することが推奨されており、ミッション・オーストラリアは同案の採用を求めている。
オーストラリアのホームレス人口は10万人と言われており、同団体はホームレス問題の根本原因を追求していく姿勢を示した。
ミッション・オーストラリアのToby Hall(トビー・ホール)会長は、「オーストラリアの住宅問題は、アボリジニコミュニティーや、所得の約半分を賃貸料にあてる生活を強いられている低所得者層の間で特に深刻である」と話した。
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