シドニー25日ーNSW州政府は、都市部に地下鉄を新たに建設する計画を予定している。着工時期は2017年。
Morris Iemma(モリス・イエマ)NSW州首相は25日、将来的にシドニーには地下鉄が必要であるとし、NSW州政府は現在、シドニーの新鉄道システム建設に向けて調査を実施しているとした。しかし、今は車両の増備、北西から南西への鉄道線の拡張工事の完成など、既存の鉄道ネットワークの改善が最優先課題だと語った。
建設予定の地下鉄は、ロンドンやパリの地下鉄と類似したものになる予定で、新テクノロジーを使用した急行列車の導入で運行時間を大幅に短縮できるという。
今年3月、輸送に関する専門家グループは、CBDとCastle Hill(キャッスルヒル)、Balmain(バルマン)、Randwick(ランドウィック)、ノーザンビーチを結ぶ地下鉄の建設案を含む500億ドルをかけたSydney Integrated Transport Strategy(シドニー・インテグレイティッド・トランスポート・ストラテジー)を発表。同案の内容がCBDに集中していること、またコスト面の問題を理由に、当初、政府は同案に対し強い関心を示さなかった。
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