パース8日ーWA州保健省は、5歳未満の子供3人がA型インフルエンザを発症した後、肺炎を引き起こす細菌感染症を併発し、死亡したと発表した。
2次的細菌感染症を発症する子供のほとんどが末期肺炎を発症し、これが死亡に至る一因となる。
WA州保健省Communicable Disease Control(防疫所)所長、Van Buvnder(バン・バブンダー)博士は、死亡した3人に関連性は見つかっていないと話した。
保健当局が6日、発熱や脱力感などの症状が認められる子供を持つ親に対し、医師による診察を促す警告を発令したところ、親たちが緊急外来に殺到。バブンダー博士は、警告は現在も発令中だが、咳や鼻づまりなどの症状がしばらく続いている子供の親は、子供を緊急外来へ連れて行かないように促した。
同博士によると、インフルエンザウイルス感染と細菌感染で子供が死亡するケースは稀だという。