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キングスクロスで連続暴行恐喝事件、男性頭部に重傷を負う

【シドニー12日AAP】シドニーのキングスクロス周辺で11日早朝に、3件の連続恐喝事件が発生し、被害者3人の中2人が頭部に負傷し病院へ運ばれた。

  ビクトリア道路沿いで木の棒を持った犯人2人に近づかれ、棒で脅され財布を取られた1人目の被害者は、ケガは無く、事件を警察に通報した。2件目の事件は、同じくビクトリア道路沿いで発生し、キングスクロス駅から歩いてきた34歳の男性に犯人2人が近づき暴行を加え、財布と携帯電話が盗られたと思われる。男性は頭部に重傷を負い、セントビンセント病院へ運ばれたが、現在も危険な状態が続いている。3人目の被害者となった44歳の男性は、棒で殴られ負傷したうえ財布を盗られ、病院で頭部を縫う治療を受けた。

  警察は3件の事件の捜査を開始し、目撃者へ警察へ連絡を取るようにと呼びかけている。犯人の1人はアボリジニらしき外見を持ち、20歳代前半、中肉中背で身長約173センチ、オレンジ色のスプレージャケットとスボンを着用。もう1人は、肌色がオリ―ブ色から色白、20歳代前半、太めからガッシリとした体型で身長約180センチ、明るい茶色のジャンパーと明るい色の運動用ズボン、茶色のベースボール帽を着用ていたという。

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