政治

テロの敵は「生き方の自由」とハワード首相

  【ロンセストン14日AAP】ジョン・ハワード首相は訪問中のTAS州で14日、イスラム過激によるテロリズムは西洋の自由主義を原論とする世界的な理念に脅威であると前置きしたうえで、「テロリズムは宗教の自由だけでなく、我々が強く信じる生き方の自由をも撲滅させるために専念している。彼らの敵は、生き方の自由だ」と述べた。

  またハワード首相は、5年、10年、15年という時間でテロリズムとの戦いが終決することを望むと発言したものの、「残念ながら、その手の敵ではないだろう」と語り、対テロ戦が長期間にわたって続く見通しを明らかにした。

  さらに「テロは陰湿であり、オーストラリアのいかなる場所においても、イスラム過激にのっとるテロは認められない。我々が今の生き方を続けることが、テロとの戦い方の一つだ」と呼びかけた。

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