【シドニー31日AAP】シドニー南部のアーンクリフ公立小学校で、目の保護を目的に、幼稚園から6年生までの全生徒にサングラス着用が義務化された。
同校のステファン・ブラチャス校長は、「生徒達は驚くほど喜んでサングラス着用案を受け入れてくれた」とマッコリーラジオとのインタビューで語り、今後はサングラス着用が、同校生徒にとって当たり前のこととなるだろうと続けた。
シドニー眼科病院の専門医によれば、目の保護には目の全面と側面を覆うラップアラウンド型サングラスが最も有効だというのが、眼科専門医全員一致の見解となっており、子供が3~4才頃からサングラス着用を奨励すべきという。目がUV線によって受けるダメ―ジの30%は側面からのものといわれる。
ジョン・デラ・ボスカ教育相は、州政府は要請があれば、州内の全公立学校の校庭でサングラス着用を義務化することを検討すると述べた。