【メルボルン1日AAP】最大で時速100キロにも達した昨夜の強風で、メルボルンとその周辺地域に大きな被害が発生した。
昨夜7時30分から午前3時の間に、州緊急サービス(SES)には助けを求める178件の電話がかかり、1日にはさらに多くの電話が押し寄せることが予測されている。最も大きな被害を受けた地区はハスティングス、次に、エメラルド、アッパーヤラ、ペーケンハム、ムーラビン、ノースコートと続く。
主な被害は道路や建物への倒木によるものだが、ハスティングスでは1件の家が土台ごと突風に煽られ、家の位置がずれた被害が報告されている。SES州担当官ジェフ・カートライト氏は、1日夕方5時ごろから再び南西の風が強くなり、最大時速90キロの突風が予報されていると警告した。