【シドニー1日AAP】9月のAPEC開催に先掛け、シドニーの商業中心部に40台の常設緊急警報スピーカーとさまざまな標識が設置されることとなった。
デイビッド・キャンプベル警察相によれば、同スピーカーは警報・拡声放送システムとして使用され、サーキュラキー、ウィンヤード、セントラルやタウンホールなどの市内主要地点に道路交通局(RTA)によって設置される。緊急事態発生時には、これらのスピーカーを通して警察や関係機関が一般市民に情報提供することが可能となる。緊急時には、警察の対策本部がこの緊急警報・放送システムを管理する予定。
同システムは、2005年にNSW州政府の対テロ政策の一環として提案されたのもで、APECのみを対象として設置されたものではなく、今後、大晦日やオーストラリアデーのような大きなイベント時にも使用される予定。