【キャンベラ16日AAP】世界最大の航空旅客機エアバスA380が、10月25日に、シンガポール航空によって民間航空機として初の商業飛行を行う。
この初飛行には、シンガポール発シドニー行きの便が予定されており、同便の航空券は8月27日からインターネットでオークション販売され、収益は3つの慈善団体に寄付されるという。
同航空会社のチュー・チョン・セングCEOは、「シンガポール航空従業員全員がこの新しい航空機を心から待ち望んでおり、我々は全力で、新たなサービスの開始に向けた最終準備段階に取り組んでいる」と声明文の中で語った。同社のA380には3つの座席クラスが設定され、スタンダードエコノミー、ビジネス、そして新たにファーストクラス以上と宣伝される「シンガポール航空スイート」と名付けられクラスが導入される。