政治

ラッド労働党党首、次期首相へ一歩前進 世論調査

 【キャンベラ21日AAP】ジ・オーストラリアン紙は21日、17日から19日で実施した世論調査の結果、国家の首相にふさわしい人物にケビン・ラッド労働党党首が選ばれたと報じた。ラッド氏はジョン・ハワード首相を抑え、前回よりも支持率を伸ばした。

 世論調査の最終日の19日は、ラッド氏が2003年9月にニューヨークのストリップバーで泥酔していた過去が明らかになった日だった。

 ABCテレビによると、ラッド氏を首相に選んだ人の割合は46%で、2週間前より1%上昇した。

 労働党の支持率は55%で、連立与党の45%をはるかに超え、高い支持率を維持している。前回比で労働党は1%減少、連立与党は1%上昇した。

 また、同世論調査では、ラッド氏の経済運営に対する支持率が3%上昇し、同氏にとっては良い結果となった。一方、ハワード氏の経済運営に対する支持率は前回の調査から6%減少し、47%に落ち込んだ。

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