【ブリスベン２２日ＡＡＰ】ＱＬＤ州南東部に降り続く雨で、水不足に悩む同地域のダムに、わずかながら水量増加が記録された。しかし、水不足問題を大幅に改善するためには、さらに多量の降雨が必要だという。

　ＳＥＱ水道局は、昨夜の雨で、ウィーベンホー、ソマーセット、ノースパインのダムで平均１８ミリの降雨が記録され、これらのダムへの土曜日からの総降雨量は５３ミリに達したと発表した。３つのダムの許容量に対する合計水量は、週末から０．０３％増の１６．７５％となった。

　今回の大雨は、２２日、２３日と降り続け、金曜日にあがると予報されている。ＱＬＤ州南東部ダムへの大量の降雨は、２００４年初めに記録されたものが最後で、３ヶ月間で５００ミリの雨が降り、ダム水量レベルが１４％増加した。