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警察官に催涙スプレーを吹きかけられた男性が死亡

 【アデレード23日AAP】22日夜、アデレード郊外クリスティーダウンズ、オズマンドクレセントのアパートで、警察官にトウガラシの催涙スプレーを吹きかけられた男性(37)が死亡した。

 この男性は精神病の病歴があり、精神病法に基づいて検査のためにノアランガ病院へ入院させられていたが逃げ出していた。騒動の通報を受け男性の家へ向かった警官が、男性を落ち着かせようと試みた後、催涙スプレーを使用。その後、男性は倒れこみ、救急医療員が治療にあたったが、その場で死亡した。

 SA州警察のスポークスマンは、22日午後7時15分に男性の死亡が確認され、現在、犯罪捜査班によって捜査が行われていると発表した。今回の事件は、拘留中の死亡として取扱われ、検視官への報告書が作成されている。

 死亡した男性の隣人は、「男性を”優しい大男”だったが、メタンフェタミンと大麻中毒で、麻薬購入のために大勢の人に借金していた」と、語った。

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