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保健省、中絶ピルの使用を認可

 【メルボルン25日AAP】VIC州の病院で、RU486と呼ばれる中絶ピルが数週間以内に解禁される見通しだ。この中絶ピルは、外科的中絶手術が不適切であるためにピルを用いて堕胎をする必要のある患者に限って使用される。

 フェアファックス系の新聞によれば、VIC州にあるロイヤル・ウィメンズ病院が24日、保健省から中絶ピル使用の認可を受けた。

 連邦国会において認可拒否権が保健相から保健省薬品・医薬品行政局に譲渡されることが決定され、今回の認可に至るまでには18カ月を要した。

 ロイヤル・ウィメンズ病院は8カ月前に薬品・医薬品行政局に認可を申請しており、今回オーストラリア国内で初めてRU486の使用が認められた。

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