【シドニー26日AAP】NSW州では現在、47頭の馬が馬インフルエンザに感染したと報告されており、オーストラリア全土で馬の移動が禁止されている。
馬インフルエンザの蔓延を食い止めるため、競馬産業や馬主らによる必死の努力が続けられている。
イアン・マクドナルド第一次産業相は、競馬産業は施設の閉鎖などに関して非常に協力的だとした上で、今後の競馬産業の再開については警戒が必要とした。
「競馬産業は馬インフルエンザが致命的な影響をもたらす可能性を認識しており、感染を食い止めるための努力を行っている。馬主やトレイナーは、馬インフルエンザの症状が確認された馬の報告をするなど、適切な処置を取っている」とマクドナルド氏。