一般

看板司会者 レイ・マーティン氏、ナイン・ネットワークを退職へ

 【シドニー26日AAP】ナイン・ネットワークのベテラン司会者、レイ・マーティン氏(60)が年末に同局を退職することが分かった。

 ナイン・ネットーワークでは近年、ギャリー・リンネル氏、ジェイミー・ドゥーリー氏、ジェナ・ウェント氏、ジェシカ・ロー氏などが退職をしている。

 フェアファックス紙は26日、マーティン氏は同局のプロジェクトに魅力を感じなくなり、局に対する苛立ちの気持ちがこの12ヶ月間で増していったと報じた。同氏は、テレビは創造性よりも、ビジネスを追求するようになったと語った。

 「テレビの黄金時代は終わりを告げた。以前のような面白みはもはやない。ビジネスに過ぎない」とマーティン氏。

 マーティン氏は約30年間ナイン・ネットワークで勤務し、「ア・カレント・アフェア」などの番組の司会を務めてきた。現在は「シックスティー・ミニッツ」を担当している。マーティン氏は自身の今後について、活字媒体やテレビのドキュメンタリーなどで活動を続けながら、家族との時間を大切にしたいと語った。

  ゴールド・ロジー賞を数回獲得しているマーティン氏の年収は200万ドル以上といわれている。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら