【シドニー30日AAP】買い物客はまもなく、携帯電話で買い物の支払いが可能になる。
フェアファックス紙は、メルボルンで1月、クレジットカードの情報を携帯のSIMカードに保存する技術がテレストラ、ナショナル・バンク、ビザカードの3社で試験的に導入される予定であると報じた。この試験的導入は、同3社の顧客約250人を対象に行われるもので、小売店30店舗の参加が予想される。
買い物客は読み取り用端末機に携帯をかざすだけで支払いができる。この機能の導入目的は、消費者にとっての利便性と企業にとっての取引の効率性を追求すること。
将来的には、運賃切符、ビルの通行証、ポイントカードの役割を携帯が果たすことになる可能性もある。