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競馬に使う金欲しさに400万ドルを横領、元銀行員に懲役8年

 【シドニー31日AAP】ウェストパック銀行の元行員が、競馬に賭けるための金欲しさに、顧客の口座から400万ドル近くを横領した事件の裁判が行われ、最低5年間の拘置が決定した。

 シドニー南西部キングスグローブ在住のブレンダン・イーモン・ギャフニー被告(42)は、2003年2月から2005年1月の間に犯した詐欺罪など8つの罪状を認めた。被告は、顧客に知らせずに勝手にローンを組んで、顧客の口座から自分の口座に金を振り込んでいた。

 31日にシドニーのダウニング・センター地方裁判所で行われた裁判において、グレゴリー・ウッズ裁判官は、懲役8年、5年間は仮釈放なしという判決を下した。

 ウェストパック銀行がこれまでに回収できた金額は、わずか23万7336ドルである。

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