【シドニー4日AAP】アジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議に関連する2つの大規模抗議デモが4日、実施されることが予定されている。
ジョージ・W・ブッシュ米国大統領の豪訪問が予定される4日、シドニーセントラル駅で午後5時、「ストップ・ブッシュ・2007」の集会が開かれる予定。同デモには約200人の参加者が見込まれている。警察当局によると、l抗議団体は一カ所に静止した状態での抗議デモの実施に対してのみ承認を得ており、デモ行進は許可されていない。
同デモがAPEC首脳会議関連の最初のデモとなることから、当局は暴動に発展する可能性を恐れている。警察は声明文で、「抗議団体は承認を受けた条件を順守すべき。違法性のある行為、危険とみなされる行動は容認せず、迅速に対応する」と発表した。
同日の午前8時から午後6時まで、別の抗議デモがマーケット・ストリート・ゲート近郊のハイド・パーク・ノースで開かれる予定。約1000人の参加者が予想される。ファルン・ダファ協会が主催する同抗議デモは、宗教規制を行う中国当局の圧制に対する抗議の内容となっている。中国の胡錦濤国家主席は3日夜、WA州に到着しており、中国側の外交職員はNSW州議会に対し、5日に予定されている反中国の人権に関する抗議デモへの異議を正式に申し立てた。
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