【キャンベラ6日AAP】ジョ―ジ・W・ブッシュ米大統領と野党労働党のケビン・ラッド党首が6日、初の会合を予定しており、ブッシュ米大統領がラッド氏に対し、豪イラク駐在軍に対する姿勢を見直すようにと圧力をかけるものと見られている。
一方で、ジョン・ハワード首相は、中国の胡錦濤(こきんとう)国家主席との会談を予定しており、気候変動問題が最大の焦点になると思われる。また、相互の成長経済を依存しあう両国間の関係を強化する政策に関しても話し合いが行われる予定。
中国と米国のリーダが到着したことで、シドニー市内のAPECによる交通渋滞はいっそう悪化。交通の混乱は、各国リーダーが車列をつくって市内を移動する予定の6日朝がピークになるものと見られ、ジョン・ワトキンスNSW州交通相は、シドニ―のビジネス中心区(CBD)をできるだけ避けるようにと呼びかけている