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オーストラリア人女性、体重超過、肥満の傾向進む

 【メルボルン9日AAP】雑誌「コスモポリタン」が実施した調査で、18歳から34歳のオーストラリア人女性5000人のうち、42%が自身は体重超過、あるいは肥満であると考えていることが分かった。また、「人生で一つだけ変えられるとしたら、体を変えたい」答えた人は半数にも及んだ。

 同調査によると、女性たちは10年以上前から体重が増加しており、当時よりも肥満率は20%増加している。

 朝食を食べない人は37%。活力を得るためにコーヒーを飲む人は5人1人以上。毎日フルーツを摂取しない人は約半数以上。月1回以下の運動量の人は25%だった。これにより、体に悪影響を与える生活を好む女性が多いことが分かる。

 さらに懸念されることは、体重減量のために女性たちは従来のダイエット方法ではなく不正薬物を使用していること。体重減量のためにコカインやアンフェタミンを使用したと回答した女性は7%。また、約10人に1人が減量のためならアルコールを断念するよりも食事を1回分減らすほうが良いと答えた。

 「コスモポリタン」編集者のサラ・ウィルソン氏は、同調査は女性とボディーイメージに対する危険な傾向を示す結果となったと語った。

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