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SA州の若者、最低17歳までは勉強または仕事

 【アデレード12日AAP】SA州政府は12日、2009年から施行される新しい教育法案の詳細を発表し、高等教育の卒業年齢を現行の16歳から17歳へ引上げることを明らかにした。また、17歳まで在学したくない生徒への選択肢として、最低でも17歳までは、何らかの職業訓練を受けるか、または職に就いていることが必要とされる。

 マイク・ランSA州首相は、「若者が学校にも行かず、訓練も受けず、仕事にも就かない、何もしない状態にしておくことはもうできない。何十億ドルもかけた新しいプロジェクトがSA州内で計画されており、これらのプロジェクトから生み出される様々な仕事に就くのに必要な技術を、若者に与える必要がある」と語った。SA州内では、毎年約1200人の16歳の若者が、はっきりした将来の計画を持たないまま学校を中退していると推測されており、これらの若者はその後の人生で成功する確率が低くなっている。

 ランSA州首相によれば、防衛、鉱山業、バイオ科学、ワイン醸造業、製造業、先端技術などで、多くの技術者が求められているという。

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