【ブリスベン19日AAP】フラン・ベイリー観光相は19日、世界最長のゴルフコース建設を目的とするナラボアーリンク計画へ、政府助成金として331,000ドルを支給することを明らかにした。これによって、同ゴルフコースがオープンする2008年には、何千人もの海外からの観光客が、WA州とSA州にまたがる全長1365キロの18ホールコースでゴルフを楽しむことが期待されている。
同ゴルフコースは、WA州のカルグーリーから始まり、ティー、荒涼としたアウトバックのフェアウェーとグリーンと続いて、エアハイウェイ沿いの町々と実際に使用されている羊牧ステーションの一つにホールが設けられ、SA州のセドゥナに最終18ホールが作られる予定。
2000年にエアハイウェイ沿いのロードハウス経営者によって発案された同ゴルフコース建設計画は、3年前に始めて発表された際に、世界中の注目を集め、世界各国の主要新聞で取り上げられたという。この世界でも珍しいゴルフコースは、西オーストラリアの世界的アイコンとなることが期待されており、多くの海外からの旅行者、特にゴルフが盛んな日本からの観光客が訪れることが期待されている。