【シドニー21日AAP】シドニー南西部、グレンフィールドにあるエリート校として知られる全寮制のハールストーン農業高等学校で、運営事務職員4名が、経営陣から嫌がらせを受けているという訴えを受け、NSW州教育相が問題詳細の調査を開始した。
ニュース社の報道によれば、ジョン・デラ・ボスカNSW州教育相の親族1人を含む被害を受けている4人の職員は、この2週間、安全のために学校へ行っていないという。4人は、経営陣からの脅迫と嫌がらせを長期間に渡り受け続け、脅し目的で1人の職員の部屋にヘビが置かれたこともあるという。
同州教育相スポークスマンは、「現在、調査員からの報告内容を検討しており、この結果次第で、今後の動きが決定されることとなる」と語り、被害者の職員の2人は、仕事に復帰しており、1人は他の学校へ転職を決め、残る1人は現在も休職中と説明した。