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車への投石事件が再び発生

 【シドニー22日AAP】21日夜から22日未明にかけて投石事件が2件起こり、このうち1件では10歳の男の子が被害に遭った。

 事件は22日午前1時ごろにウーロンゴン南部で起き、被害者の男の子は他の児童とともにバスに乗車していた。警察によれば、バイクに乗った3人の若者がバスに向かって石を投げ始め、投げられた石の1つがバスの後部窓を直撃して割れ、この男の子にガラスが降りかかった。男の子に大きなけがはなかったとみられており、両親に伴われて帰宅した。 

 イラワラ地域では前日の午後7時ごろにも投石事件が1件発生しており、32歳の男性とその妻、6歳の息子が乗車する車に物が投げられ、車のフロントガラスが割れて10セント硬貨ほどの穴が開いた。けが人はなかった。

 モリス・イエマNSW州首相は21日、車に投石した場合には最高で懲役14年の刑を科すという法律を来週にも導入すると発表した。18日夜には、シドニー北部の海岸地区でジョン・マリノヴィックさん(17)が車の後部窓に石を投げ込まれて重傷を負うという事件が起きたばかりである。ジョンさんは快方に向かっており、警察はこの事件の捜査を続けている。またウーロンゴン付近で起きた投石事件についても捜査を行っている。

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