【キャンベラ28日AAP】ミャンマー駐在のボブ・デービス豪大使は、ミャンマーでの民主化を求める抗議運動における犠牲者数が政府の発表を大きく上回ることを示唆している。
ミャンマー最大の都市ヤンゴンでの抗議運動で、少なくとも死者13名と逮捕者数百名が出たとされている。また27日夜から28日未明にかけて少なくとも10名が死亡し、その中には日本人ジャーナリスト1名も含まれていた。
デービス大使は「政府当局の発表では死者数は10名ですが、軍の発砲によってこれよりも多くの死者が出ているとの未確認情報が入っています」とコメントしている。またデービス大使は、実際の死者数は発表されている数の数倍であることを示唆した。