【シドニー30日AAP】NRLのグランドファイナルが30日に行われ、メルボルン・ストーム対マンリー・シー・イーグルスとの試合は34対8でストームが勝利した。
大勢のシー・イーグルズファンはマンリービーチのパブに集まり、大型スクリーンに茎付けになった。えび茶色と白色で顔にペイントをし、旗を振ってチームの応援をしているファンの姿がみられた。
選手がトライを決めるたびに歓喜の声が上がり、チャンスを逃すたびにファンからは落胆のため息が漏れた。 チームの旗を振り、熱烈に応援をしていたジギー・リゼックさんは、「シー・イーグルズは本来の力を出し切れなかった。非常に残念だ。だが、グランドファイナルまで進んだことは誇りに思う」と語った。
一方、メルボルン・フェデレーション・スクエアでは、約500人のストームファンが集まり、巨大スクリーンで試合の観戦を行った。メルボルン出身のブレット・デベニッシュさんは、試合を観戦するためにブリスベンからメルボルンへ帰郷。デベニッシュさんは、ストームのタックルスタイルを批判するようなメディアの報道に激怒していた。「メディアは、このような報道をすることで、ファンを遠ざけようとしたようだが、失敗に終わった。この勝利は当然の結果」とチームの勝利を喜んだ。
トビー・フレミングさんは、「去年のグランドファイナルで敗退したから、今回の優勝はうれしい。チームに早く戻ってきもらいたい」と語った。