【シドニー3日AAP】NSW州北部海岸地域で燃え続ける大規模なブッシュファイヤーが、人家のある区域へと広がりつつある。月曜日にイバンスヘッドの南、バンジャラング国立公園から発生したブッシュファイヤーによって、すでに3000エーカーもの森林が焼かれ、火事はこの24時間で人家のある区域へと迫ってきている。航空機3機と150人以上の消防士が消火活動にあっているが、火事は暑い乾燥した天気と強風にあおられ、激しさを増している模様。
シドニー北部では、月曜日にクリンガイ国立公園でブッシュファイヤーが発生し、すでに500ヘクタール以上が焼かれている。100人以上の予備の消防士が、リトル・ピットウォーターベイでスタンバイしており、3日の暑い乾燥した天気と強風によって火事の封じ込めラインから火が燃え広がる可能性が懸念されている。クリンガイ国立公園での火事は人家への影響はないものと見られている。
3日、NSW州の大部分では全面的な火気使用禁止が施行されている。