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11月18日は、社会の多様性と違いを祝う日

 【シドニー9日AAP】モリス・イエマNSW州首相は9日、11月18日をシドニーの「多様性を認め合う日」と設定し、シドニーの交通事故の悲惨な被害者となったソフィー・デレシオちゃんとともに、人々の違いと多様性を祝う日と設定することを発表した。

 ソフィーちゃんは2003年12月に、通っていた保育園へ飛び込んできた車によって全身85%にやけどする重傷を負った。その2年後、ソフィーちゃんは道を渡っている最中に再び車にはねられ、再度瀕死の重傷を負っている。「多様性を認め合う日」は、ソフィーちゃんの父親ロン・デレシオさんによって設立された「違いの日基金」によって活動が行われ、初回となる今年の11月18日には、シドニー市内のハイドパークからダーリングハーバーのタンバロングパークまでの徒歩行進が行われる予定。

 デレシオさんは、「シドニーの、オーストラリアの、そして世界の人々に、我々が自分達と異なる人達のことも思いやる気持ちを持っていることを示していく日となるでしょう。身体障害者に対してだけではなく、精神病の人達、異文化社会や同性愛者社会、高齢者の人々などに対しても同様です。すべての人が人間として受入れられるべきなのです。」と呼びかけた。

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