【シドニー11日AAP】南半球最大の自動車ショー、オーストラリア国際自動車ショーが11日夜、シドニーのコンベンションセンタ―とエキシビションセンターで開幕した。今年のショーには、3つのファッションパレード、オーストラリアン・アイドルの決勝戦進出者による演奏、曲芸師やフェイスペインティングを楽しめる子供の日の設定など、自動車ショー以上の企画がつまった大規模なイベントとなっている。
世界の自動車ショーのトップ10の1つと言われる今回のイベントには、ランボルギーニ、フェラーリ、マセラティを含む世界の自動車会社25社が参加し、新型車50台を含む500台が展示される。新型車のうち、7台は世界初公開のモデルで、6台はアジア太平洋地域での初公開。
世界初公開のモデルには、スポーティなデザインとV8エンジンを持つホルデンの新型5シータースポーツワゴン、VEコモドア・スポーツワゴンや、「オフロードの王様」と言われるトヨタのランドクルーザー200が含まれる。低い車体の高級スポーツツアラー、BMWコンセプトカーCSや、マセラティのグランツーリズモも注目を浴びるとみられている。
17、18、19日にはファッションパレードが予定されており、20日はファミリーデーとして子供向けのイベントが開催され、さらにオーストラリアンアイドルの最終選考進出者による演奏が行われる。同自動車ショーは10月21日まで開催。