【ロサンゼルス12日AAP】オーストラリア人女優ケイト・ブランシェットが主演する映画「エリザベス」の続編「黄金時代」が全米公開され、各メディアが映画を酷評している。
12日発売の新聞や雑誌ではこの続編映画に対する厳しい評価がされており、ニューズデー紙は「横柄な映画」と評し、エンターテイメント・ウィークリー誌は「C+」という評点を付け、ニューヨーク・ポスト紙は「見劣りする続編」と表現している。
批判の矛先はブランシェットではなくシェカール・カプール監督に向けられている。カプール監督は前編「エリザベス」でも監督を務めた。
ブランシェットはこの映画でアカデミー賞獲得も期待されていたが、映画の評価によっては大きな賞を狙うのは困難となる。この映画に期待できないとすると、賞獲得にはブランシェットがボブ・ディラン役を演じている映画「I’m Not There」に望みを託すしかない。 ちなみに「黄金時代」は来月オーストラリアで公開される予定である。