【シドニー18日AAP】公式な統計によれば、警察がNSW州内の学校でコカインや麻薬取り扱い事件を捜査した件数は、年間何百件も記録されているという。
デイリーテレグラフ紙の報道によれば、今週ウーロンゴンの近く、ウィンダングで、小学生3人がエクスタシー錠剤を飲み込んだ事件は、州内で発生している何百件もの校内麻薬使用事件のほんの一例に過ぎず、他の事件がメディアの注目を集めなかっただけだという。
NSW州犯罪統計研究局の統計によれば、過去3年間で、州内の公立および私立学校の10歳から17歳の生徒766人が、学校の時間中に違法薬物に関与した容疑で記録されているという。デイリーテレグラフ紙によれば、この中には公立小学校で発生した74件の薬物事件が含まれているという。