【シドニー19日AAP】19日発表された2つの世論調査結果によると、労働党が依然として優勢を示しているが、連邦連立政権を支持する割合が上昇してきた。
ニューズ・リミテッドのギャラクシー世論調査では、連立政党と労働党のどちらを支持するかという質問に対して、労働党が依然として優勢となるものの、連立政権はその差を6%と縮めた。連立政党を支持すると回答した割合は、9月の調査結果から3%上昇し47%となり、労働党の支持率は3%減の53%となっている。
首相として支持する政治家の項目では、与党労働党ケビン・ラッド党首が51%の支持率を維持し、依然として優勢なものの、ここでもジョン・ハワード首相は支持率を上げ、7月から2%増の43%となっている。
もう1つのニールセン世論調査によれば、連立政党の支持率は2%増の46%となり、労働党の支持率は2%減の54%となっている。ジョン・ハワード首相を首相として支持する率は4%増の43%、ラッド氏を首相として支持する割合は5%減の47%となっている。
19日発表予定のもう1つの世論調査結果では、鍵となるTAS州の2議席で、どちらの政党が優勢となっているかが示される予定。