【シドニー22日AAP】少年司法に携わる男性職員らが職場のメールを通じてポルノ映像を回覧していたとし、男性職員1人が解雇され、そのほか職員約30人が500ドルから最高2000ドルの罰金を科せられた。
バーバラ・ペリー少年司法相は予算委員会に対し、29人が関与したとされる同件に関しては昨年、独立調査が発動していたと語った。
ペリー少年司法相は、問題となっていたポルノは「児童関連」ではなかったが、独立腐敗防止委員会(ICAC)へ報告されたとした。「少年司法省は、この種の行動を容赦しない。このような事態を予防する厳重な措置をとった」とペリー氏。
ジェニファー・メイソン少年司法省長官は、「解雇処分となった男性職員がアクセスしていたポルノは著しく不適切であったことから、ほか29人よりも厳重な処分となった」と語った。メイソン氏によると、これらのポルノ映像が少年たちの手に渡った形跡はないという。