【キャンベラ26日AAP】アフガニスタンのウルーズガーン地方で25日に、タリバンとの銃撃戦でSAS兵1名が死亡した。この3週間以内にアフガニスタンで死亡した豪兵士は、これで2人目となる。
犠牲となった兵士は、負傷後に同僚の兵士によって応急処置を受け、近くの医療施設まで運ばれたが死亡。死亡兵の名前はまだ公表されていないが、パース在住の既婚男性とみられている。
国防軍アンガス・ヒューストン空軍大将は、死亡兵の家族と友人へ哀悼の念を表明し、勇気あり献身的だった同兵は豪軍がタリバン勢力の聖域へ攻撃を仕掛けている最中に銃弾に当たったと説明した。また、この数カ月間で、アフガニスタンでのタリバン勢力による攻撃はさらに激しさを増しており、今回の事故は豪駐在軍の面する危険を再認識させるものとなっていると語った。
アフガニスタンでは、これまでに3人の豪兵が死亡しており、負傷者は27人となっている。