【シドニー1日AAP】昨夜にかけ米国連邦準備銀行が金利の引き下げを行ったのをうけ、豪ドルはこの23年間で最高値となる対米ドル93.37セントを記録した。オーストラリア準備銀行(RBA)のデータによれば、対米ドルで93セントを超えたのは1984年4月4日に93.93セントが記録されて以来初めてとなる。
米国での金利引下げにより、より高い投資の見返りが得られる高金利が予測される豪ドルに対する需要が上がったのものと見られている。豪ドルは対日本円で1.5円、対ユーロで0.5ユーロ上昇した。
大部分のエコノミストは、来週のメルボルンカップの日に予定されるRBAの会合で、金利がさらに0.25%引上げられ6.75%になるものと予測している。1日豪東海岸夏時間6時40分で、豪ドルは1ドル当たり対米ドル93.17セントで取り引きさた。